研究者からのメッセージ |
- ** 研究および教育上の基本方針,信念 **
- 五感,第六感を総動員して自然に向き合おう.
- only one でなくてもいい number one でもなくてもいい.
- 今の自分に信念と誇りをもてることこそ大切.
- ところで,
- のこぎりの縦目,横目知っていますか?
- ネジはどちらに回したら締まるでしょう?
- 交流と直流,その違いは?
- こんなことに,正確に,わかりやす子応えられるようになりたいし,そういうことができる学生を育てたいと思っています。
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学位 |
- 博士(理学)(1998年 名古屋大学)
- 工学士(1987年 名古屋大学)
- 修士(理学)(1989年 名古屋大学)
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プロフィール |
- 現職 福岡大学理学部地球圏科学科教授
- 同 「福岡から診る大気環境研究所」所長
- 神奈川県生まれ 58歳 男
- 現在の専門は,大気科学(大気組成,特にエアロゾル)
- 学部は,名古屋大学工学部航空学科で学ぶ。お世辞にもよくできる学生ではなく,「問題学生」の一人だった。
- 卒業研究は,燃料の自着火に関する実験と数値シミュレーションによる研究に取り組んだ。
- 大学院(名古屋大学大学院理学研究科)進学後,大気エアロゾルの観測に取り組み始める。
- 修士論文は,極成層圏雲が地球物質循環に果たす役割についてのモデリング に関するもの。
- 博士学位論文は,修士論文のテーマを発展させて,サンプリング,ライダー,数値モデリングによる研究 として学位取得(博士後期課程は,中途退学)
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- 【現在の研究】
- in-situ観測,リモートセンシング,実験など様々な手法でエアロゾルの大気における役割の解明に取り組む。
- 飛翔体による高層大気のin-situ観測に特に力を入れている。
- 20年にわたり,無人航空機による観測にも取り組んできた。
- 5年前に,「福岡から診る大気環境研究所」を設置し,長距離輸送物質と局所排出物質の混合に伴う環境形成についての研究を様々な研究機関の協力を得て進めている。その中で,エアロゾルの健康に与える影響についての研究にも取り組み始めている。
- 日本,福岡,モンゴル,熱帯,南極,北極 と全球的に観測に取り組んでいる。一時,フィールドにあまり出ない時期があったが,最近は,反省して,学生とともにできるだけ野外に飛び出して観測を実施するようにしている。
- 【学生教育】
- 考える
- 体験・経験から学ぶ
- 自分で,理論,装置などを組み立てる
- そんなことができる学生を育てたいと考えている。
- その教育材料として,エアロゾル,そして地球を,学生に提示している。
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研究テーマ |
- エアロゾル, 雲過程に伴う地球規模物質循環
- 大気エアロゾルの健康への影響
- 無人航空機による地球環境観測
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研究業績 | 業績一覧(著書・発表論文・学会発表・その他業績) |
研究室名 |
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共同・受託研究希望テーマ |
- 無人航空機による環境計測
- 大気環境変動の無人航空機観測による研究
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所属学協会 |
- American Geophysical Union
- 日本気象学会
- 日本エアロゾル学会
- 地球電磁気・地球惑星圏学会
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関連情報 | 福岡大学図書館蔵書検索
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ホームページ | http://www.se.fukuoka-u.ac.jp/hayashi/
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